どーも、ラディアスリーの中村です。

今回は、前回確率を計算してみるか…なんて書いたので、実際に計算をしてみようという話です。

 

まず、2D6のそれぞれの出目が出現する確率についてです。

まぁこんなのはググれば一発で出て来そうですが一応…。

6面体のダイスを2つ振ると6面x6面となって、36パターンの出目があります。

一つを赤、一つを青のサイコロとして考えるとわかりやすいと思いますし、これくらいなら全パターン書き出してしまってもいいかもですね。

よし、書いちゃおう。

とまぁこうなるわけでして、各出目を数え上げると確率は以下のようになります。

で、各キャラのスキル値(2D6の出目)と確率は以下のようになります。

スキル値はそれぞれ2種類あるので、それぞれの出現確率を足したものがスキルの発動率になってます。

 

さて、次にPriestのスキルが成功する確率です。

7以上が成功なので、ここだけ見れば出目7~12の確率を足した 21/36 になります。

スキル発動の後の成功率  ですから、これをかけ算して  がPriestのスキル成功率ということになりますね。

なので、こんな感じ。

1回発生するまでの平均ラウンド数は成功確率の逆数なので、例えば Priest A だと 1296 / 231 を計算すればいいことになります。

この表を見ると、1クエストが最大8ラウンドなので、1クエスト中に1度は成功するということになり、なかなかどうして丁度いいくらいの確率かと。

Priest が複数いると結構いい感じのパーティになりそうな予感…。

 

もう一つ計算してみましょう。

Wizard のスキルで加算される判定値です。

2つの出目の低い方を採用するわけですから、どちらかに1が出れば1ですし、どちらかに2が出て1がない場合は2…という風に数え上げていくと、こんな感じ。

例によって赤いダイスと青いダイスに分けて考えるとわかりやすいでしょう。

と、全部の出目を並べて数えると各加算値の出現確率は

2D6を振って低い方の目を採用すると大体3回に1回は1の目が出るんですねぇ…。

そして、スキル発動率をかけ算すると、それぞれの出現確率がわかります。

見た感じ、いかにも確率が低いように思いますが、発動さえすれば必ず1以上のプラスが得られるので実はそんなに悪いスキルではないと思います。

 

とまぁこんな感じで確率を計算してみるとバランス調整に役立つと思います。

…とか言いながら調整終わってから計算してるんですけど。反省。

 

 

結構面倒くさかったけど、改めてこうやって数値化してみるとテストプレイの実感が裏付けられたような感じで、思いのほか有効でした。

ということで、今回はこれにてッッ!